簿記の資格取得について。

さて、試験内容ですが、まずは3級についてです。3級は個人商店を経営するのに必要な内容です。商業簿記のみで、とにかく仕訳がしっかり出来れば問題ありません。試験は大問が5つあり、配点は各20点ずつです。仕訳だけの単純な問題や、表の作成がありますが、表の作成は仕訳を集計するだけですので、見間違いや電卓の打ちミスをしないようにすることです。学習方法としては、テキストで基本を覚えたら、あとは過去問題を直近の3回分ほどやり、100点が取れるまで繰り返しましょう。出題パターンは決まっていますので、過去問題が解ければ本番も大丈夫です。そして2級ですが、こちらは商業簿記に加えて、工業簿記もあります。工業簿記は製品の原価計算や、工場における財務諸表の作成が内容となります。数学的な考えが必要ですので、3級に比べるとレベルはグンと上がります。対策としては、3級と同じで、テキストと過去問題の繰り返しで良いでしょう。
最後に1級ですが、これは超難関です。独学では太刀打ちできない方が多いと思います。専門学校や通信講座の受講をした方が良いでしょう。簿記は一般には2級まで取得していれば、評価はされます。2級までは取得を目指すべきです。