簿記の資格試験への対策

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簿記の資格試験への対策

簿記の資格試験への対策 事務や経理において役立つ資格と言えば、やはり簿記です。簿記には日商簿記、全経簿記、全商簿記とありますが、ここでは最もメジャーである日商簿記についてです。日商簿記の試験には4級から1級までの4段階のランクがあります。4級は基礎中の基礎で、簿記をはじめたばかりの方のためのものです。3級は小規模の自営業者向けの内容です。基本的な仕訳をもとに、損益計算書や貸借対照表を作成する問題も出題されます。覚えるべきものは少なく、全体的に易しい内容になっています。そして2級ですが、こちらは商業簿記と工業簿記の2種類の内容になっています。商業簿記に関しては、3級よりも覚えるべきものが多く、複雑で、工業簿記は数学的な考えが要求されます。したがって、3級に比べてレベルはグンと上がります。2級は中小企業における経理のレベル内容となっています。3級、2級とも試験の合格ラインは70点以上となっています。試験対策としては、独学でもテキストがしっかりしたものであれば大丈夫でしょう。通信講座も低料金のものが多いですので、必要に応じて利用してみるのも良いかもしれません。

そして1級ですが、これは超難関と言っても良いでしょう。簿記は国家資格ではありませんが、1級は国家資格並の価値があると言われています。税理士試験と重なる内容が多いことからも、そう言われるのでしょう。試験内容は商業簿記、会計学、原価計算、工業簿記となっており、合計で70パーセントの正解率が合格ラインです。また、各分野において正解率が40パーセントに届かない場合は、不合格となります。つまり1つの分野でだけでも、苦手にしてはいけないということです。計算もややこしく、仕訳も複雑です。また、問題文自体が難しいため、何を答えたら良いのか、意味が分らずに試験が終わってしまうこともあります。対策としては、テキストだけでなく、過去問題を何度もやりこなすしかないでしょう。また、独学にこだわりすぎず、講座を申し込む方が手っ取り早いでしょう。

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